失敗を恐れず、
若手もチャレンジ

営業1部 埼玉支店:業務職
(2013年入社)

入社1年目は失敗の連続

実家に溺愛している犬がいるので、昔から庭や自然の中で遊ぶことが好きでした。就職活動中は庭作りに関連のある企業や住宅メーカーを調べ、リクルートサイトで知った弊社に入社しました。

主な仕事内容は受発注、見積り作成、倉庫管理です。営業とは違い、お客様とは電話でのやり取りがメインです。電話は表情や行動で表現することができない分、言葉が足りないと誤解を招く可能性が高く、信頼関係の構築が難しいと感じていました。そのため、入社1、2年目はコミュニケーション不足が原因でクレームにつながるミスを繰り返してしまったこともあります。このままだと信頼していただけないですし、営業担当者にも迷惑がかかってしまうと思い、こちらの考えを押し付けるのではなく、お客様の立場になって考えるようになりました。この仕事は顔が見えなくても、きちんと意思の疎通ができるよう、事務的にならない対応が必要です。

倉庫ではフォークリフトに乗るのですが、ようやく慣れてきたかなという1年目の冬に、水道管にぶつけて破裂させてしまったことがあります。さらに、フォークリフトの荷物を上げたまま倉庫に入ろうとして屋根を崩壊させてしまったことも……。こんな私ですが入社6年目の今はリーダーとしてチームをまとめる役目を担っています。今があるのは過去の失敗があるから。私の経験から言えることは“入社1年目はどんどん失敗しろ”ということ。失敗から学ぶ姿勢があれば人は成長できます。

必要とされるリーダーになるために

将来の夢は、お客様はもちろん、社内スタッフからも頼られるスーパーマンになることです。スタッフがわからないことを気軽に聞け、答えてあげられる環境作りも私の役割です。日々の業務に対応しながらも忙しいオーラを出さないように心がけ、決してサボっているわけではないですが、一見隙だらけです。

弊社は扱う商品が多く、オリジナルブランドのメイクランドだけでも1000種類ほどあります。他のブランドを入れると何千、何万点にも及びます。仕事をするうちに少しずつ頭に入ってきましたが、私も新入社員の頃はわからないことだらけで、絶対に覚えられないと半ば諦め気味でした。後輩に教えるときは覚えやすいように、できるだけ現物を用意して説明しますし、私自身も時間ができれば資料に目を通すようにしています。

リーダーになってからは積極的に声掛けもしています。もし、ずーっと机に向かって固まっているスタッフがいたとしたら何かしらの不安要素を抱えているはずですが、私自身に余裕がないと気づくことができません。なるべく周りを見て、いつでもフォローできるように自身のタイムスケジュールの組み方も見直しました。

ただ、隙を見せすぎたのか、たまに面倒を見ていた後輩が張り合ってくることもあります。社内の雰囲気がいいですし、意見を言いやすい存在だと思ってもらえていると信じて、それも良しと受け入れているので、どんどんガッツのある後輩に入ってきてほしいです。

新人でも手を挙げれば挑戦できる

弊社は意欲があれば勤務年数に関わらず、新入社員でもいろんなことにチャレンジできます。明確な目的があれば、とりあえずやってみる。社内には失敗を許容する雰囲気があります。私は入社1年目に倉庫管理を任せてもらい、良い機会だったので社内公募制のプレゼンイベント“チャレンジ制度”で、倉庫での作業効率を上げる陳列方法を提案しました。再度倉庫でのルール作りを徹底し、みんなが使いやすいようにドライバーにも話を聞いて改善しました。すると、それまで午前いっぱいかかっていた倉庫の作業が、1時間強に短縮され、その分一番時間がかかる受発注に時間を充てることができています。仕事全体の効率化に成功し、1年目ということでボーナスポイントも加点してもらえたのだと思いますが、優秀賞をいただきました。普段の業務では大勢の前で話をする機会はないので、経験値を磨くという点でもチャレンジしてよかったです。

今年は二度目の新入社員教育を担当する予定でしたが、入社3年目の後輩がやりたいと手を挙げてくれたので任せることにしました。私も3年目でその後輩を指導したいと申し出て、教える立場になってから業務一つひとつの大切さを改めて学んだという経緯があります。私が自由にやらせてもらえた分、後輩たちにも同じようにやらせてあげたいですし、その経験から成長してほしいと思っています。弊社のスタッフはみんな活き活きと働いています。私も仕事で夢を持てる今が一番楽しいです。