【DO!BOOK・ページリンク】
datacollection   30 / 336

BOOKをみる

10秒後にBOOKのページに移動します


ウィーガード(軽.重歩行仕様) ペイブメント28 施工フロー 下地調整 >>> 敷き均し・転圧 >>> 1次散水 >>> 2次散水 >>> 養生 >>> 完成 準備する工具 レーキ・トンボ・タンパー・ジョウロ・木コテ・ほうき・平スコップ・転圧ローラー 水道を利用できる現場=シャワーホース(霧状の物)、連結ホース 水道を利用できない現場=水タンク・動力式散水機(シャワーホース) 施工手順 1. 下地調整 1)雑草や障害物を取り除き、土面を均等に均します。 2)砂利や砕石で必要な厚さの路盤を形成します。(施工断面図※1 参照) 3)全体を十分に転圧し締固め、路盤を平坦にしてください。    (路盤に不陸が出ている場合、表層面の不陸やクラックの発生の原因に繋がりますので入念に仕上げてください。) 4)下地散水   路盤や舗装止め(縁石、型枠等)を十分に散水してください。   (舗装散水時に水分が路盤や舗装止めに取られないため。) 5)舗装見切り(縁石・見切り箇所)を汚さないため、養生テープ等で養生を行ってください。 2. 敷き均し・転圧 1)ウィーガードを舗装箇所に必要な量を配置してください。   舗装厚4cm 70kg/u 2.8 袋      5cm 87.5kg/u 3.5 袋      6cm 105kg/u 4.2 袋      (ロス分は含まず) 2) 舗装面に舗装厚に合わせ均一に舗装材袋を並べてください。 3) 袋を開封してレーキやトンボ・木コテ等で、舗装厚の10%程高く均一に敷き均ししてください。   なお舗装止め(縁石、型枠等)の角も足踏みやタンパー等で十分に押し固めてください。   (強度が均一になるポイントです。) 4) レーキやトンボ又は定木等で平坦になる様敷き均ししてください。   (仕上がりが平坦になるポイントです。)  5)防草対策以外で施工する場合は、転圧ローラーまたはタンパー足踏み等で、舗装面全体を十分に締固めた後レーキや定木にて引き均しを行ってください。 6)敷き均し後、自在箒や大き目な刷毛で表面を同一方向に軽く均してローラーやレーキの跡を消すことにより、完成後より自然な舗装面に仕上がります。 7)ウィガードは散水後わずかな収縮が発生するため、小面積の場合は目地の設置は不要ではありますが、大きな面積の場合はクラック防止の為目地の設   置が必要になります。   目地間隔は歩道の場合5m 間隔、広場の場合は5m ×5m を基本に設置してください。 3. 1次散水 1)敷き均し後、シャワーホース(出来るだけ霧状の物)等で舗装面全体に万遍なく散水してください。水量は規定量(1uあたり厚さ4cm:15L ・厚さ   5cm:19L ・厚さ6cm:23L)以上を散水してください。目安としては 水が薄く浮きあがる程度に散水してください。 (ホース、バケツ等での直接散水は表面の凸凹や、固化材の流出の原因となりますので、シャワーホースで散水してください。) 2) 散水後の材料盛り上げは、表面色むらの原因となります。 4. 2次散水 1)1次散水後、夏場で1時間、冬場では2時間経過後に2次散水を行ってください。 2)散水は1次散水と同じシャワーホース(表面が指で押しても下がらない程度硬化していればシャワー状の物)で、一次散水と同じ規定量を全面にまん べんなく散水してください。 (散水量が不足すると下層部まで水が浸透しないため、硬化不良やクラックの発生の原因になりますので、規定散水量はお守りください。)