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フロアービーズ 色むら/すべり止め加工/メンテナンス施工要領 ◎「色むら」が発生した事例の中で下記のものが主な要因としてあげられます。 1 使用する工具類  2 材料の骨材  3 天候  4 樹脂 1-1.使用する工具類の要因その1 原因 樹脂と骨材を混合する際にモルタルの付着した容器や撹拌機を使用した場合。 内容 撹拌中、工具類に付着したモルタルが削れて、細かい粒子となって樹脂と骨材の中に混入    されます。多少の濃淡の差はありますが施工をした順に「黒っぽい色むら」が発生します。 ※モルタルの付着した容器・工具は、絶対使用しないでください。 1-2.使用する工具類の要因その2 原因 樹脂と骨材を混合する際に、使用する撹拌機を直接地面に置き、    土などが付着したままの状態で撹拌作業を行った場合。 内容 付着した土が樹脂と骨材に混入して「黒っぽい色むら」が発生します。 ※土や埃の付いた工具は、絶対使用しないで下さい。 ※工具に土や埃が付着しないように混合作業場所の地面を養生して下さい。 2.材料(骨材)の要因 原因 特に自然石骨材でロット違いのものを合わせて使用した場合。 内容 色むらの状態は、骨材自体の配合粒子の色調が原因ですのでモルタルや土の混入による    「色むら」とは違う状態です。 対策 弊社では在庫品のロット管理を更に徹底し、ロットの違うものを出荷しないように致します。 ※お客様のストック分と新たな手配分を合わせてご使用になる場合は、  袋に記載されているロット番号が同じかどうかご確認下さい。 ※ロットの違う骨材で施工する場合は、同一比率で骨材同士を混ぜ合わせて使用して下さい。 3.天候の要因 原因 風のあるときの施工または施工途中で強風・突風があった場合。 内容 施工したフロアービーズの表層が完全硬化前に強風・突風で飛ばされて    ゴミ・埃が表層の樹脂に付着して「色むら」となります。 ※強風時での施工は避けて下さい。また、施工途中や施工後の完全硬化前に  強風・突風の恐れがある場合は、状況に応じた対応をお願い致します。 ※ゴミ・埃の付着による「色むら」を防止するため、施工場所の周辺の養生や  フロアービーズを施工した部分の養生をしていただくことをおすすめします。 4.樹脂の要因 原因 同一の現場内で違う樹脂を使い施工した場合。 内容 黄変タイプ(例FB-U80 0ウレタン樹脂)と無黄変タイプ(例FB-U10 0 0ウレタン樹脂)を同一現場内で使用された場合に    それらの樹脂で施工した所ごとに紫外線による樹脂の黄変で「色むら」というよりは「色違い」の状態になります。 対策 弊社では受注・出荷・配送の際に誤出荷が起きないよう充分注意し発送致します。 ※お客様の在庫分と新規ご購入分とを合わせてご使用になる場合、品種が同じものかご確認下さい。 スモール骨材 桜ミカゲスモール骨材 新白川 ロット番号 施工場所の表面のゴミ・汚れを除去し て下さい。汚れのひどい場合は、デッキ ブラシ等で水洗いし乾燥させてから 施工して下さい。 【すべり止め施工(事後施工の場合)】  フロアービーズのすべり止め施工は、砂利形骨材及びガラス骨材を使用される現場については、必ず同時施工をおすすめします。  この施工方法は、すでにフロアービーズが施工済みの現場に事後施工する場合のものです。 トップコートを施工面積に合わせて 主剤と硬化剤を計量し、十分に混ぜ合わ せて下さい。混合比は、主剤:硬化剤が 1:1です。 トップコートがローラーに多量に付着 しないようにローラーを「シゴキ」な がら作業して下さい。 トップコートは、ローラーで均一に塗布 して下さい。多量に塗布した部分があり ますと、数日後に「むら」となり目立つ ことがあります。 トップコートは、塗布後15分.20分で 乾燥してしまいますので、塗布作業は 2.3m2目安に順次ノンスリップ材を 散布して下さい。 ■すべり止め施工使用部材■アフターメンテナンス施工使用部材 トップコート M5438 / M5439 \63,000/12kgセット 施工可能面積 約75m2 トップコート M5437 \19,300/2.6kgセット 施工可能面積 約16m2 ノンスリップ材 M5434 \1,100/袋(500g) 施工可能面積 約25m2 トップコート M5438 / M5439 \63,000/12kgセット 施工可能面積 約75m2 トップコート M5437 \19,300/2.6kgセット 施工可能面積 約16m2 【アフターメンテナンスについて】  フロアービーズの自然石及びガラス骨材を使用して施工された場合に1ヶ月に1.2回水洗いをされますと施工当初の光沢が保持されます。  この施工方法は、骨材の表面が車の乗り入れによる損傷や紫外線及び酸性雨による光沢の減少に対しての補修施工です。  状況によりますが、フロアービーズを施工後、2 年前後に行うことにより景観性を保つことが出来ます。 デッキブラシ等で水洗いし、乾燥させて から施工して下さい。 トップコートを施工面積に合わせて 主剤と硬化剤を計量し、十分に混ぜ合 わせて下さい。混合比は、主剤:硬化剤 が1:1です。 トップコートがローラーに多量に付着 しないようにローラーを「シゴキ」ながら 作業して下さい。 トップコートは、ローラーで均一に塗 布して下さい。多量に塗布した部分が ありますと、数日後に「むら」となり目立 つことがあります。 ペイブメント40