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フロアービーズ施工についてのご注意施工要領 フロアービーズ施工後の生活臭について 原因 ※フロアービーズの空隙部分から混入した有機物(泥・土等)が滞留した水分により腐敗臭やカビ臭が発生することがあります。    ※動物(ペット等)の糞・尿が原因で、臭いを発生する場合もあります。 対策 ※施工したフロアービーズの下層部まで完全硬化しないうちに泥・土等が混入すると、樹脂と接着してしまい流出しません。     泥・土等が付着しやすい施工環境では、施工後一週間程度表面をシート等で養生し、泥・土等の侵入を防止して下さい。    ※雨水等の滞留を防止するため下記のように水抜き(排水)処理をして下さい。 ■ 縁石に水抜き加工をする場合 (1)敷地内の通路で敷設した見切りの縁石に水抜き加工する場合には、   縁石のジョイント目地部分を加工して下さい。 (2)フロアービーズの施工厚み分だけ目地モルタルを下げて施工するか   又は縁石施工後に目地部分をサンダーで5mm.10mm前後切り込んで下さい。 ■ 対処方法 ※生活臭が発生した場合には、臭いがフロアービーズに付着して取れ難くなりますので、  早期に市販されている無香料の消臭剤を散布して下さい。 新規/既存土間コン下地での施工注意点 ■ 新規土間コン下地での施工注意点 施工強度を保持するため、下記のように施工して下さい。 ※レギュラー・ゴムチップ骨材の施工の場合  *必ず10mm以上施工厚みが取れるように下地コンクリートを打設して下さい。 ※スモール骨材の施工の場合  *必ず5mm以上施工厚みが取れるように下地コンクリートを打設して下さい。 ■ 既存土間コン下地での施工注意点 見切り部分の強度を保持するため、下記のように施工して下さい。 ※レギュラー・ゴムチップ骨材の施工の場合  *必ず既存土間コンを見切り部分で幅100mm、深さ20mm分カットし除去してからフロアービーズを施工して下さい。 ※スモール骨材の施工の場合  *必ず既存土間コンを見切り部分で幅100mm、深さ10mm分カットし除去してからフロアービーズを施工して下さい。 トッピング(骨材がポロポロとれてしまう現象)についてのご注意 原因 1. 規定通りの施工厚みが取れていないため。 2. 骨材が立っている状態で施工面に凹凸がある場合。(右写真をご参考下さい) 内容 原因の1では、強度不足のため施工した骨材がポロポロ取れてしまう。 原因の2では、骨材と骨材の接着が悪いためポロポロ取れてしまう。 対策 必ずレギュラーでは施工厚み10mm厚、 スモールでは5mm厚で施工し、表面が平滑になるように「コテ」でよく均して下さい。 正常施工状態不良施工状態 FB-U800 使用時の色むら防止について 原因1 同一の現場内で施工日の間隔が空き過ぎたため。 内容 黄変タイプ樹脂のFB-U800を使用して施工する場合に、 同一の現場内で施工日の間隔が空き過ぎた(3日以上)ため、先に施工した部分と 後から施工した部分の黄変状態に差が生じ「色むら」になります。 特に、直射日光の当たる場所では、顕著に差が出ます。 対策 FB-U800繊維化ウレタン樹脂を使用して施工する場合には、 施工間隔を2日以内で完了するようにして下さい。 原因2 繊維化強化剤(B剤)の分量が多いため。 内容 FB-U800・FB-U1000ウレタン繊維化樹脂の22.5kgセットを 使用して施工される場合に、繊維化強化剤(B剤)の計量を誤って規定より 多く配合してしまうと黒色系の「色むら」が発生します。 対策 必ず規定通りに計量して使用して下さい。 樹脂の配合比 ⇒ 主剤(A剤):繊維化硬化剤(B剤)=4:1 樹脂の骨材に対する混合比 ⇒ 6% ■ 土間コンクリートに水抜き穴を作る場合 (1)下地コンクリートに砕石路盤まで抜けるようにドリルで水抜き穴を開け加工して下さい。 (2)両サイドから約0.5mに開け中間は約1.0m間隔で直径15mm以上の水抜き穴を開けて下さい。 (3)施工時には、フロアービーズを水抜き穴部分に先に埋め込み全体を、仕上げして下さい。 ペイブメント 41